「公認心理師の非常勤をしているけど、時給が低くて生活できない」
「週4日臨床心理士として勤務している。あと1日働きたいけど、ちょうどいい非常勤が見つからない」
そういう方の働き方の1つとして提案したいのが、私も2018年から取り組んでいる「ライター」のお仕事。
実は公認心理師・臨床心理士の副業ライターは意外と多いのです。
私のTwitterのフォロワーさんだけでも
・山崎ぽて丸@Webライター臨床心理士・公認心理師(@pote10potemaru)
・とん@心理シライターさん(@ton_writing)
・しあん@心理系ブロガー&ライターさん(@saikolodsm)
・あーちゃん@Webライターさん(@psy_collage)
が、ライターとして頑張っておられます。
しかし、「どうやってライターになればいいのか分からない!」という方も多いよう。
そこで、今回はライターを始めるはじめの一歩「クラウドソーシング」への登録と仕事の受注方法、そしてライターにチャレンジする際に注意すべき点について、できるだけ具体的にご紹介します。
公認心理師・臨床心理士が副業でライターをするには?
クラウドソーシングに登録すべし!
クラウドソーシングサイトとは?
まずやるべきことは「クラウドソーシング」に登録すること。
クラウドソーシングは簡単に言えば、「仕事をしてほしい人・企業」と「仕事をしたい人」のマッチングサイトです。
私が使っているクラウドソーシングサイトは以下の2つ。
細かな部分は違うけれど、使い方は基本的に同じ。
なので、ぱっと見で使いやすそうなデザインの方をとりあえずは選べばいいと思います。本格的にライターを始めたらどっちも登録すればヨシ!
私はなんとなく「クラウドワークス」の方が見やすくて好きなんですけど、「ランサーズの方がシステムが使いやすい」とか「質の良い案件が多い」という声もちらほら見かけます。
クラウドソーシングサイトの登録方法
ここでは、私がよく使っている「クラウドワークス」で登録方法をご紹介します。
まずはオレンジの「会員登録(無料)」とか「まずは無料で会員登録」をクリックします。
そしたら、「3分でカンタン登録」という画面が出てくるので、メールアドレスか何らかのアカウントで登録します。
私の印象ではここから先、3分では登録し切れない感じがしましたが…。
次に「個人情報」を登録します。
入力していると唐突に「職種」という欄が出現するので、「ライター」を選びましょう。
登録が完了すると「プロフィール入力画面」に移ります。
ここでワーカー情報を編集します!
ワーカー情報の途中にある「仕事カテゴリ」をクリックすると、新たなポップアップが開きます。
・左のタブから「ライティング・記事作成」をチェック
・「ブログ記事作成」「記事・Webコンテンツ作成」「文書作成」くらいを選択
しておけばよいのではないかと思います。
「脚本が書きたい」とか「インタビューにチャレンジしたい」とかあれば、それぞれの好みでお選びください。
ワーカー情報を登録すると「オススメの仕事」を探すための簡単なアンケートがあるので、それに答えると「興味がありそうな仕事」を紹介してくれます。
あるいは「仕事を探す」から探すこともできます。
タスク案件をやってみるべし!
まずは「タスク形式」の案件をやってみましょう。
クラウドワークスによると、
タスク形式は、クライアントの依頼内容に対して、ワーカーの選定や交渉をすることなく、クラウドワークス上で作業を行ってもらい納品を行う形式です。
クラウドワークス「仕事の依頼形式(タスク)
とのこと。
私の印象では「ギルドに貼ってある依頼を早いもの勝ちで奪い合う」という印象。
いい仕事は一瞬でなくなっていきます。
仕事を依頼した人が成果物を見て承認してくれると、報酬を貰えます。
タスク形式の仕事はとにかく気楽にできるけど、報酬が低い!
でも、タスク案件をこなすと、自分のプロフィール画面に「実績」として残っていきます。この実績を重ねると、次のステップ「プロジェクト形式」に進みやすくなります。
クラウドワークスでもランサーズでも出金するには、得た報酬の合計が「1000円以上」に達していることが必要です。
そのため、「50円のタスクやってみたけど、あんまりライター向いていなかったから50円分だけ報酬貰ってやめよー」ということはできません…。ご注意あれ!
プロジェクト案件に応募してみるべし!
タスク形式をやってみて「ライティング楽しいなぁ」と思ったら、「プロジェクト形式」に移行しましょう。
クラウドワークスによると
プロジェクト形式は、仕事内容を掲載してワーカーを募り、応募者の中から選んだ方と契約し仕事を開始する形式です。契約前に応募者のスキルや経歴を確認でき、必要に応じて見積もりを依頼することもできます。
クラウドワークス「プロジェクト形式(固定報酬)」
とのこと。
プロジェクトの「固定報酬制」と「時間単価制」とは?
固定報酬制:成果物に応じて報酬が支払われる形式
時間単価制:稼働した時間に応じて報酬が支払われる形式
「時間単価制」は「時給」みたいな感覚だね。
プロジェクト形式はタスク形式と違って「早いもの勝ち」ではありません。
・自分がやってみたい仕事に応募期限までに「この仕事お任せください」とアピールする
・依頼主(クライアント)が「この人に任せたい」と思ってくれる
・お互いが条件に同意した上で契約する
という流れで仕事を受注することになります。
アピールのために必要なのが、依頼に「応募する」を押した後に出てくる以下のフォーマットへの記入。
クライアントに選んでもらうには、自分のスキルや魅力を知ってもらうことが必要。
そのため、提案文をしっかり書くことが大切です。
提案文の基本的な書き方は
・自己紹介
・自分が応募した理由
・自分の経歴やスキルのアピール
・頑張ります!という意欲
です。
ここは長くなりそうなので、ニーズがあればまた別の記事で書くかも。
他のもっと素晴らしいライターさんのブログとかで勉強した方がいい気がしますが…。
公認心理師・臨床心理士の副業ライターの注意点
公認心理師・臨床心理士が副業ライターとして活動し始めた際に、注意してほしい点をご紹介します!
心理学ジャンルにこだわりすぎない
「せっかくだから資格を生かしたライティングがしたい!」という気持ちはわかりますが、クラウドソーシングにおける「資格を活かせる」心理学記事は大変少ないです。
そのため、副業としてある程度の収入を目指すなら、心理学にこだわりすぎないことが大切です。
私も心理学をメインとしつつも、仮想通貨やら何やら、全く関係のない記事もばしばし書いています。
仮想通貨は買っていませんが、ブロックチェーン技術などに詳しくなれました。
心理学じゃない記事を書いた方が気分転換になるような気もします。
本業とのバランスを考える
公認心理師・臨床心理士として働くなら、フィジカルもメンタルもある程度整えたいところ。
副業を始めると、ついつい「よっしゃー!頑張るぞー!」と受注しすぎてしまうことがありますが、ほどほどの量に収めるようにしましょう。
そうはいっても、ライターの仕事を継続していると、クライアントA社から受注したタイミングで、お久しぶりのクライアントB社から「書いてほしいんですけどどうですか?」とお声がかかって断れないこともしばしばですが…。
カモにならない
これは公認心理師・臨床心理士に限らずの注意点ですが…。
クラウドソーシングサイトは便利ですが、詐欺師のような人もたくさんいます。
アセスメント能力を存分に発揮し、カモにならないようにしましょう。
まとめ
公認心理師・臨床心理士が副業ライターになるステップとして
・クラウドソーシングサイトへの登録
・タスク形式の仕事への応募
・プロジェクト形式の仕事への応募
をご紹介しました。
これらを安定してこなせるようになったら、
・メディアに営業して直接契約や雇用を得る
・ブログを始めてアドセンスやアフィリエイトで収益を得る
など、違った形の仕事もできるようになるかもしれません。
私はクラウドソーシングを通じて執筆した記名記事を読んでくださった方から新たなお仕事の依頼が来たことがありました!
今はブログからもお仕事依頼をいただいています。
何はともあれライターに興味がある方は、ぜひクラウドソーシングの登録から始めてみましょう。
実際どのくらい稼げるか知りたい方はこちらもどうぞ↓
ライター以外の副業も紹介しています↓
コメント