ライターの副業に興味を持った心理職の方から、こんなご質問をいただきました。
私も心理職ですが、ライターという副業に興味があります。ドメインやサーバーも取得するか迷ってます。書くことは好きです。
ズバリ単刀直入に聞きますが、セイさんはライター業でどれくらいの時間を投入して、過去最高月でいくらくらい稼げましたか?また、今後の展望としてライター業だけでいくらくらい稼げそうな見込みがありそうですか?
副業で、本気で目指そうか迷ってます。可能な範囲で構いませんのでご回答お願いします。

そんな訳で可能な範囲でお答えしていきたいと思います。
はじめに:副業ライターの始め方

副業ライターを始めるのにドメインやサーバーはいらない
はじめにお伝えしたいのは、ライターを始めるにあたってドメインやサーバーを取得する必要はないということ。
私がライティングの仕事を始めたのは、2018年の2月8日。
ランサーズというクラウドソーシングサイトに登録して「オーボエの吹き方」みたいなタスク方式の記事をスマートフォンで書いたのが最初です。2000文字700円だったかな?
「タスク方式」とは、クライアントの「この作業してください」という依頼に対して早い者勝ちでこなす方式。短いライティングやアンケートなど簡単なものが多いが、報酬がめちゃくちゃ安い。
慣れてきたら「プロジェクト方式」で受注するのがおすすめ。プロジェクト方式はクライアントの依頼に対して「私ならこんなスキルでサポートできますよ!」とアピールして、クライアントに「君に決めた!」と選んでもらうもの。選ばれるのは大変だけど報酬は比較的良い。
なので、ライターはスマートフォンがあれば始められます。
ただ、パソコンがあれば書くスピードが段違いに上がるので、本格的にライティングをするならパソコンはあった方がいいでしょう。
グーグルドキュメントを使えばWordは不要。かなりお安いPCでも事足ります。
そして、「私はライターです!」と宣言すれば、今日からあなたもライターです。

ライターデビュー、おめでとうございます!!!!
なお、ドメインやサーバーはWordPressを使ってブログやHPを作るときに取得すると良いです。
1年間で1万5000円くらいあれば取得できます。
ライター始めたての段階では必要ないけれど、「WordPress使える方」で募集がかかることも多いので、ライター業務に慣れてきたらチャレンジすれば良いかと。
臨床心理士・公認心理師ライター(副業)のコストパフォーマンスとは?

どのくらいの時間を投入して月いくら稼いだか
2019年はまだまだライティングのやる気に溢れていて、週4日5~6時間、臨床心理士として勤務している以外は、平日休日問わず、ずっと書いていたと思います。
まだ受注のペースをつかめず、「これ終わらないのでは?」というくらい受注してしまったり、「断ると仕事なくなるかも」と思って無理に引き受けてしまったりした結果、必死に書かざるを得なくなったというのもありますが…。
めちゃくちゃ頑張った月はライター収入で月に20万くらいいったと思います。でも、しんどすぎたので、もうそこまでは頑張っていません。
2020年くらいになると「ちょっとこれは臨床の仕事にも支障をきたすぞ?」と感じ始めたので。

特に今年に入ってから気分が向いたら書いて、気分が向かない日はだらだらする…という感じにしているので、そこまで頑張れていませんね。月に5~10万程度かなぁと思います。
文字単価や記事単価によって変わる
普段受けている仕事は1文字1~1.2円が多いのですが、臨床心理士や公認心理師としての専門性が求められる仕事だと、1文字3~5円くらいになります。
そのため、専門家として記事を書くときは、短い文字数でより良い収入を得られます。
ただ、そんな仕事は多い訳ではなく、さらに記事の質を高めなければならないため、論文を読んだり、専門書を確認したり、なんやかんやで時給換算すると同じくらいということもしばしば。

専門の記事を書くのはスキルを活かせて楽しいけれど、専門外の記事を書くのも新しい世界が見られて楽しいです。
今後の展望:臨床心理士・公認心理師ライターは高みを目指せるのか?

ライターとしていくら稼げる見込みか
ライターとしていくら稼げる見込みか…ということですが、正直分かりません。
分からないのが個人事業主の夢と地獄だと思います。ふふ。
長くお付き合いのあったクライアントさんの仕事が途絶えることもありますしね。
まぁ、このままの状態でライターを続けたとすれば、頑張ってもやっぱり月20万くらいで留まるのかなぁとは思います。
上を目指すなら薬機法や金融など文字単価の良いジャンルに強くなるか、ディレクターになるか、ブログをもうちょっと頑張るかかなぁ…と。
あるいは、心理職で副業ライターを目指す方向けの有料オンラインサロンなんかを開いても、収入は得られるのかもしれませんね。
こういう質問が多ければ検討してみようかしら…。

でも、自分の心と体がちょうどいい働き方は今くらいのゆるゆるしたペースなので、あんまり頑張り過ぎない方がいいかなぁと思っています。
臨床心理士・公認心理師が副業ライティングをして稼げるのか?

稼ぐには実績が必要:焦らずコツコツできる人におすすめ
ライティングはすぐ稼げる仕事ではないです。
ランサーズなりクラウドワークスなりに登録して、タスク作業で実績つんだり、ブログを書いて「こんな記事書けます」と営業したり、色々な準備が必要です。
はじめてしばらくは時給に換算すると最低賃金を余裕で割りますし、どれだけ提案(営業活動)しても仕事が貰えないこともあります。
だから「すぐに稼げるようになりたい!」という方には向きません。
また、「安定した収入を得たい」という方にも向きません。
ただ、時間をかけて実績をつみ、ライターとしてのスキル向上にも営業にも意欲的な方は、ライターとしての単価を高めつつ、ブログ等で収益の柱を増やす…といった形で将来的に「大きく稼げる」可能性はあります。
ライティングの苦しさと楽しさを報酬にできる人におすすめ
あと、私にとってライティングはゲームに近く、娯楽としてやっている部分もあります。「こんなの書けないよ」と思いながらキーを打ち続けて、書き切ったときの爽快感が堪らない。
書いている間は「この記事を納品したら、もうしばらく受注しないぞ」と思っているのに、次の瞬間には受注している。
そんな感じなので本当にいつでも書いています。旅行先にもパソコンを持ち込んで、寝る前に執筆してることもあります。
本当に苦しいけど楽しいんです。
「語尾に『ます』が続いている…どんな語尾にしたらリズムが良いだろうか」「ここはひらがなにした方がいいのか、でも漢字の方が読みやすいか…うーん」と悩んでいる時間が苦しくて楽しい。
目は乾くし、肩は凝るし、腰は痛いけど、やらずにはいられない。
ライティングがなかったら何をして過ごせばいいのか分からなくなると思います。
それは臨床心理士と公認心理師がつらくて苦しくて、それでも楽しくて惹かれて辞められないのと私にとっては同じこと。
書くことが好きならぜひ。とっても苦しくて楽しいよ。
臨床心理士・公認心理師の副業については、こちらの記事もどうぞ↓↓
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