他者が主役の人生を生きるのは辛い!生殺与奪の権を他人に握らせるな

質問回答

こんな質問をいただきました。

この質問を読んで、私は鬼滅の刃で有名な台詞

佐藤セイ
佐藤セイ

生殺与奪の権を他人に握らせるな!

が頭に浮かびました。

今回はそういう話をします。

佐藤セイ
佐藤セイ

鬼滅の刃、知らなかったらすみません。

知らなくてもこの先の話に何の問題もありませんのでスルーしてください。

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他者が主役の人生は辛い

脇役には感情はいらない

質問者さんが「楽しいことを楽しいと思ってはいけない」し、「自分はこの世に存在する価値のない人間だ」と思っているのは、自分の人生の主役として生きているのではなく、他人の人生の脇役を担わされているからなのかもしれない…と思いました。

他者が主役で、質問者さんが脇役の1人でしかない「村人A」なんだとしたら、楽しいなどの感情は邪魔です。

主役が「おはよう」しか台詞を求めていないのに、村人Aが「こんな楽しいことがあってさー」とか「今日はだるいので二度寝しまーす」と勝手なことをし始めたら、ストーリーがめちゃくちゃになってしまいます。

誰でも一時的に脇役になる場面はあります。

例えば、「失恋した友人を慰める飲み会」では、その飲み会の間は失恋した友人が主役です。

「いや、人生の主役は私だから!」と自分の楽しかった話なんかを始めた日には、周囲からの冷ややかな目は避けられないでしょう。

脇役は感情を抑えることが求められるのです。

しかし、質問者さんは「一時的」ではなく「ずっと」脇役でいることが求められているようです。

だとすれば、「私って何のために人生を送っているんだろう?」と疑問を抱いても不思議はないように思いますし、「この世に存在する価値がない」と思うのも自然なように思います。

だって、いつも主役は別の人だから。

主役の台本から外れた失敗はめちゃくちゃ責められるので怖い

脇役として生きていくと、主役の台本から外れた失敗を責められます

例えば、友人のAちゃんが主役で、Aちゃんが「私たち親友だよね」と言ったあと「うん!私たち親友だよ!」という台詞を求めていたなら、それ以外の反応は全て失敗になります。

「いや、本当はBちゃんの方が仲いいよ」なんて言ってしまったら、Aちゃんは怒ったり泣いたりして大変なことになるでしょう。

そのため、脇役を生きるときには、主役が求めている台詞を察知し、的確に応答する必要があります。

これはかなり難易度が高く、いつも「この反応で正しいのか」と失敗を恐れることになります。

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自分が主役の人生も辛い部分はある

自分が主役だと責任が大きいので怖いかも

「それなら主役を取り戻せばいい」という話なんですが、自分が主役の人生も怖い部分があります。

というのも、他者が主役の人生はある程度他者の台本に乗っかればいいので「何をすべきか」という方向性をある程度見通すことができます。

それは窮屈である反面、安心感があります。

佐藤セイ
佐藤セイ

親に「この大学に行きなさい!」と言われるのは、自由がないけれど、失敗したときに「自分が選んだ大学じゃないし…」と言い訳できるので、心が傷つきにくくなります。

まぁ、親にはめっちゃ怒られるかもしれませんが…。

しかし、自分が主役の人生は台本を1から自分自身で書く必要があります。失敗したときの責任も大きくなります。

「自分で選んだのに失敗した」

その事実はそれはそれで辛いことです。

特に「失敗恐怖症」の質問者さんにはとても怖いことかもしれません。

辛い人生からの脱出大作戦!せめて心の中での主役を取り戻そう

本当は失敗ってそんなに悪いことじゃない

他者が主役の人生を生きていくと、自分の行動はいつも他者からの「正しい/間違っている」に晒されることになります。

質問者さんの「失敗恐怖症」は、失敗することそのものじゃなく、失敗して責められることへの恐怖症なのかもしれません。

しかし、自分が主役の人生を歩んでいくことができれば、失敗は案外悪いものではありません。

まぁ、多少痛い思いをしますが、「こうならないためにはどうすればいいんだろう」と考えることで成長できます。

佐藤セイ
佐藤セイ

人生は転ばないことが大事なんじゃなくて、比較的安全なところでしっかり転んで「転び方」と「応急処置」をマスターしておくことが大事なのだ!…と思っております。

心の中だけは主役でいよう

それでも急に行動まで変えるのは怖いかもしれません。

「なんでそんなことしているの!」と責められるかもしれませんからね。

でも、他者からは見えないし、現実社会には影響しない、思考や感情から主役を取り戻してみませんか。

「楽しい」「苦しい」「しんどい」「眠い」といった心や身体の声に耳を傾け、素直に感じ取ってみましょう

「楽しいと思っちゃいけない」という気持ちが湧いてきても、それもまた素直に受け取ってみましょう。

とにかく自分に浮かんできた感情や思考を否定しないことが「主役」を取り戻すコツです。

自分の心に気づくことをサポートするアプリなどもあるようです。

毎日の「気づき」を増やす心のセルフケア・アプリ | Awarefy
あなたが日々感じたことを対話するようにアプリに記録。感情や体調の変化が見える化された分析レポートや、あなたにあったセルフケアのための音声ガイドが手に入ります。

自分1人では変えるのが難しいならカウンセリングも良いかも

ずっと「楽しいと思っちゃいけない」「失敗してはいけない」と考えてきた質問者さんは、自分の心や身体の声を感じようとしても「感じちゃダメ」と禁止してしまって、うまくいかないかもしれません。

そんなときはカウンセリングを受けるのもおすすめ。

カウンセリングは自分が主役になるための練習に最適です。

また、カウンセリングの1つの方法である認知行動療法は「楽しいと思ってはいけない」「失敗してはいけない」という禁止を和らげてくれるかもしれません。

質問者さんのお住まいの地域によってカウンセリング機関の有無は変わりますが、オンラインカウンセリングであれば、自宅からでもカウンセリングを受けてみることができます。

現在のところ、オンラインカウンセリングは

うららか相談室

My sherupa

cotree※注

などがあります。

専門性が高い「臨床心理士」や「公認心理師」の資格を持ったカウンセラーを選ぶのがおすすめです。

※注:cotreeは代表の方による問題発言や役員の方の不祥事などが取り沙汰されており、その点においては私は許容するものではないですが、サービスとしては利便性が高いと考え、掲載しております。

「ちょっと値段が高い!」という場合には、大学附属の心理教育相談室であれば臨床心理士や公認心理師の卵である大学院生から、2000~3000円程度でカウンセリングを受けられます。

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