令和5年1月10日(火)に公認心理師試験に関する官報が公告されました。
その内容をざっくりまとめてみたいと思います!
第6回公認心理師資格試験を受験するまでの手続き
第6回公認心理師試験の試験日・試験場所
第6回公認心理師試験の日程と場所は以下のとおりです。
・日程:令和5年5月14日(日)
・場所:東京 or 大阪
なお、希望はできるが、必ずしも希望した場所で受験できるとは限らないとのこと…。

試験会場だいぶ減りましたね…。
臨床心理士試験が東京オンリーかつ2回も行く必要があるのに比べると、西日本在住の方の負担は公認心理師試験の方が少しマシ…?
受験者の中で最大人数となっていたGルートがなくなって、受験者数も1~5回より少なめになるので、ここから先はずっと東京と大阪の2都市開催なのかな?と予想。
受験申込書類
受験生全員必要な書類
第6回公認心理師試験の受験申込書類で、全員が用意すべきものは次2つ!
【全員】
・受験申込書(氏名は戸籍/日本国籍でない方は住民票に記載された文字で!)
・写真(縦4.5cm×横3.5cm:パスポートサイズなので注意!)
ルート別必要書類
公認心理師の受験資格には、下のようにA~Fまでのルートがあります。

どのルートで受験するかによって、必要な書類が変わりますので確認しておきましょう。
(なお、どのルートも卒業・修了見込みの場合は、これから紹介する書類の「見込証明書」を提出しますのでご注意ください。)
【Aルート&Eルート】学部や大学院で指定カリキュラム履修チーム
・卒業証明書
・修了証明書
・科目履修証明書
【Bルート&Fルート】プログラム施設で実務経験チーム
・卒業証明書
・科目履修証明書
・プログラム修了証明書
【Cルート】知識・技能認定チーム
・公認心理師試験受験資格認定書の写し
【D1&D2ルート】法施行前に大学院に入学チーム
・修了証明書
・科目履修証明書
過去にA~Fルートとして公認心理師試験を受けた人
・受験票 or 公認心理師試験結果通知書で、上記の書類の提出に代えてOK
※ただし、未提出の書類があれば、それは提出すべし!
受験申込書類受付期間・場所
・受付期間:令和5年2月27日(月)~3月17日(金)(消印有効)
・書類の郵送方法:簡易書留
・書類の提出先:日本心理研修センターの「受験関連書類作成システム」でダウンロードした郵送用ラベル記載の場所
書類は紛失などを防ぐため、「簡易書留」で届けることが求められています。
基本的には平日の営業時間内に郵便局へ足を運ぶことになりますが、ゆうゆう窓口が設置されている郵便局なら、土日や夜間も対応していることも。
「どうしても仕事で平日は抜けられない・・・」という方は、お近くのゆうゆう窓口をチェックしてみると良いでしょう。
受験上の配慮(別室受験や手話通訳者など)を希望する方は、
1.メールで日本心理研修センターに問い合わせ(いつでもOK)
- メールアドレス:info-hairyo@jccpp.or.jp
- 必要連絡事項
- 氏名(フリガナ)、住所(郵便番号)、電話番号
- 障害区分、希望する配慮について
2.配慮申請書の郵送
令和5年2月27日(月)~3月17日(金)の期間に、簡易書留で申請とのこと!
詳しくは日本心理研修センターのHPをご確認ください!
受験料の金額と納付方法
受験料:28,700円
原則クレジットカード払い(手数料は受験生負担)
コンビニ決済もある。

なかなかのお値段!!
ちなみに合格後、公認心理師として登録するには
・登録手数料:7200円
・登録免許税:15,000円
合計22,200円もかかってくるので、お金と心の準備をしておこう!
受験申込書類入手~提出までの流れ
1.日本心理研修センターの「受験関連書類作成システム」にアクセス(令和5年2月27日午前10時より)
2.必要事項の入力と顔写真のアップロード
3.受験料を払い込む
4.「受験関連書類作成システム」から受験申込書と受験申込郵送用ラベルなど印刷
5.受験申込書とルート別必要書類を添えて郵送!

こまごまと印刷するので、プリンターの準備か、コンビニでのネットプリントの方法を調べておくと良いかもしれません!
受験票
・受験票ダウンロード可能日:令和5年4月26日(水)~試験日
・受験票ダウンロード場所:日本心理研修センターの「受験関連書類作成システム」

ダウンロードが多いね…勝手に送られてくるシステムではないので注意しよう!
第6回公認心理師資格試験日と合格発表日
試験形式
・試験形式:多肢選択式(4~5択)
・問題数:150問程度
・合格基準:総得点の60%程度以上を基準としつつ、難易度によって補正する

難易度による補正は第4回試験からあったね。
「6割とれたから安心!」とは言えないので、しっかり勉強しておこう!

私は第2回試験で合格したので、今のテキストはあまり詳しくないのですが、当時メインとして使っていたのは以下の2冊。
・ファイブアカデミーは「詳しく解説されている」のが理由。
・ペンギン本は「中身も要点がシンプル+私の目に優しいフォント+ロジカル」が理由。
参考書や問題集はずっと使ってても苦にならない1冊を細かい部分まで覚えるくらい繰り返すのが大事だと思う。何冊も買うのはお金も時間もムダ。
合格発表
合格発表:令和5年6月9日(金)14時予定
合格証書:合格発表後に日本心理研修センターのHP上よりダウンロード
まとめ

ここまでの話をまとめてみましょう!
令和5年第6回公認心理師資格試験のスケジュールは、
・受験申込書類受付期間:令和5年2月27日(月)~3月17日(金)(消印有効)
・受験票ダウンロード期間:令和5年4月26日(水)~試験日
・試験日:令和5年5月14日(日)
・合格発表:令和5年6月9日(金)14時
と予定されています。
ただし、新型コロナウイルスや災害の影響で日程が変更になる場合がありますので、最新の情報をチェックすることが必要です。

スケジュールが分かっていれば余裕をもって準備できるね
ただでさえ、勉強のプレッシャーが大きい公認心理師資格試験。
事務手続きで変なストレスを抱えないように、見通しを持っておきましょう!

より詳しい内容を知りたい方は、「日本心理研修センター:公認心理師試験」のページや「第6回公認心理師試験・受験の手引き」をご覧ください。
公認心理師試験対策についてはこちらもどうぞ。
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