
公認心理師試験ってどんどん合格が厳しくなっているみたい…
どうすれば合格できるのかなぁ?
受験は基本的に計画性がすべて。
今回は、第2回公認心理師試験に合格した私が
実際に行った公認心理師試験対策について語ります。

実際に公認心理師の試験対策でやったこと
この時期の私は週4日仕事をしつつ、ライター業もしていたので、がっつり受験勉強に取れる時間がありませんでした。
他の心理職の人もまとまった時間を確保するのは難しいのではないでしょうか。

どの時間に何を勉強するか決める
私はあんまりじっと椅子に座って勉強するのが好きではありません。
なんだか「もっと別のことに時間を使いたい!」「勉強だけに使うなんてもったいない!」と心が落ち着かなくなり、集中力を失ってしまうのです。最初から1つのことに集中するのは逆に難しい・・・。
大学受験も大学院受験も臨床心理士試験の時も、何かしながら勉強するのが常でした。
公認心理師試験でも例のごとく、普段の生活に積極的に「ながら勉強時間」を確保するよう意識しました。ただ、漠然と「勉強しようかな~」と思っていても絶対に進まないので、「どの時間に何を勉強するか」だけは明確に決めていました。
公認心理師のテキストを買ってお風呂で読む
私は中学生の頃から、お風呂で読書をする癖があります。昔は何度かお湯の中に本を落下させ、悲しい気持ちでふよふよになった本を読み返していたものです。
公認心理師のテキストもお風呂で何度も読みました。テキストは「まだ1回しか試験はなかったから、どのテキストも大差はないだろう」と思い、「読んでいて違和感のないフォント」と「読みやすい文章」を重視して以下の2つを選びました。
長く付き合う本ですので、自分が嫌にならないテキストや「勉強してる!」と気持ちよくなれる(?)テキストを選ぶのがおすすめです。
「一発合格! 公認心理師対策テキスト&予想問題集」は、心理検査を丁寧に記述してあり、「あんまり心理検査を知らないよ」という人も理解を深める助けになると思います。予想問題集は役に立ったかと言われると、「ちょっと細かい知識を問いすぎ・・・???」という印象。
でも、「この知識が足りないな」と学びを深める意欲をサポートしてくれました。結局、学んでおくと実際の仕事でも役立ちますしね。
特に心理検査については、臨床心理士の大学院出身者でない実務経験者の方には「なんだそれ?」とはてなマークが浮かぶことも多いようなので、「こんな感じなのか」とざっくり理解したい人には向いているかもしれません。
「公認心理師 出る! 出る! 要点ブック+一問一答」は、「頑張ろう」と思える薄さが魅力的。上記のような分厚いテキストで公認心理師の出題範囲をざっくり理解したら、こちらの要点ブックで頻出箇所をしっかり確認しておくのが良いと思います。
さらーっと読むだけだと意外と一問一答が解けなくて「ちゃんと覚えなきゃ」と気持ちを引き締めてくれます。
最近ではテキストや問題集も充実しているようです。
電車移動中に過去問をアプリで解く
実は私は過去問をまとめて解いたことはなく、私はLeaf公認心理師過去問アプリ(旧:Salpis公認心理師過去問アプリ)を活用して、電車の中でちまちまチャレンジしていました。
そもそも、あまり公認心理師関連のアプリがなかったので、選ぶ余地もなかったのですが、
・自分の正答率が分かる
・ランダムで出題してくれる機能がある
・問題ごとに解説がある
という点を気に入って使っていました。
また、Twitterで「使っている」というツイートをしたら、フォローしてもらえたので、それも何だか嬉しくて使い続けていましたね。
YouTubeを倍速で聴く
私はどちらかと言うと「聴覚記憶」が残りやすいので、YouTubeで解説動画もよく視聴していました。
特によく聴いていたのは「精神科医 松崎朝樹の精神医学」と「畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター」の動画です。
「精神科医 松崎朝樹の精神医学」はシンプルなイラストや分かりやすいゴロで、精神医学の基礎知識を楽しく学べるのが好きです。試験が終わった今も観ています。
脳の構造は本当になかなか覚えられなくて、「畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター」の解説を何度も観ていました。10分程度で図と共に解説してくれるので、難しくても頑張れます。
これを倍速にすると、集中しないと聴けなくなるので「聞き流してしまって何も残っていない」を避けられるとも思います。
でも、疲れてくると寝落ちはします。眠れない日にもおすすめです(笑)
まとめ

ここまでの話をまとめてみましょう!
第2回公認心理師試験に合格した佐藤が実際に行った試験対策は以下の4つです。
・どの時間に勉強するかを決める
・公認心理師のテキストを買ってお風呂で読む
・電車移動中に過去問をアプリで解く
・YouTubeを倍速で聴く
ただし、私は臨床心理士試験の受験勉強経験もあったので、
そういった勉強をしていない人に比べると、ベースとなる知識があったように思います。
まずは、自分にどんな知識が必要なのかをクリアにすることから始めてみてはいかがでしょうか?

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