トークン・エコノミー:ラジオ体操からYoutuberのチャンネル登録まで使われる心理学の話

雑記

がんばろうと思っても、やる気が出なくて困っちゃう…

「やる気を出す」というのは、「言うは易し、行うは難し」の代表例。

それでも、やる気を出す方法が全くない訳ではありません。特に心理学では、やる気を出す方法は色々と検討されているのです。

この記事では、その1つである「トークン・エコノミー」と呼ばれる行動を活性化する方法をご紹介します!!

佐藤セイ
佐藤セイ
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トークンエコノミーとはどんなもの?

トークンエコノミーのシステムとは?

トークンエコノミーとは適切な行動や反応に対し、トークン(代用貨幣)という報酬を与えることで適切な行動の発生頻度をより高める方法です。

簡単に言い換えると「いいことをすると、ご褒美がもらえるから、さらにいいことをしようと思わせる方法」です。

このトークンはお金のように、それ自体に意味のある報酬ではありません。

そのトークンを一定の量まで貯めることで、その人が欲しい物や活動を得られるという機能を持っています。

よくポイントカードで「20ポイントで500円割引」なんてものを見かけますが、それと同じです。

トークンエコノミーで人の心理を動かす具体的な方法

トークンエコノミーの方法を使って、人の行動をより効果的に促進するためには、行動する人とトークンを貯めて得られる物品や活動について事前に話し合っておくことが大切です。

ポイントカードでも事前に10ポイントで何がもらえるのかわからなければ、ためる気がしませんよね。だからちゃんと決めておくことが必要です。

またスモールステップで行動を習得できるように設定することもとても大事です。

昨日まで全く勉強しなかった子どもにいきなり「5時間勉強したら1ポイント!その1ポイントでゲームを買ってあげる」というのはトークンで得られる物品がどれだけ魅力的でも行動を起こすのはハードルが高すぎます。

それよりは「30分勉強できたら1ポイント。10ポイント貯まったらゲームを買ってあげる」という方が、結果としては同じ5時間の勉強を目標とする行動としていても取り組みやすいのが分かりますよね。

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トークン・エコノミーの方法を使ったよく見る風景

ラジオ体操のハンコ

トークン・エコノミーでわかりやすいのがラジオ体操のハンコです。

みなさんもラジオ体操に毎朝行ってハンコを集めたのではないでしょうか。

それを全部貯めると駄菓子や文房具がもらえたり、そもそも集めること自体が楽しかったりした人もいるかと思います。

このハンコというトークンで引き換えに得られる物品や努力の承認によって、早起きという行動の発生頻度が高められていたのです。

今の時代は物が簡単に得られるので、ラジオ体操も効力をなくしつつありますが…。

Youtubeのチャンネル登録

また、最近流行りのYoutubeですが、ここにもトークン・エコノミーのシステムが用いられています。

それがチャンネル登録です。

Youtubeの面白い動画を見ると最後にチャンネル登録を促す言葉と画面が出ることが多いと思います。

これはチャンネル登録者数がYoutuberにとってのトークンになっているからです。

チャンネル登録者数が一定水準に達するとYoutuberは動画撮影や配信のできるスタジオを利用することができるようになります。

また多くのチャンネル登録者がいるYoutuberには金の盾や銀の盾といった記念品が贈られます。

これらは実用的な物ではないですが、この盾を持って動画を配信することで視聴者に自分の人気をアピールすることができ、さらに視聴者を集めるきっかけとなります。

このようにYoutubeはチャンネル登録というトークンによってYoutuberの質の高い動画配信を促し、Youtubeのサービスの質と収益を高めているのです。

意外と使えるトークン・エコノミー

トークン・エコノミーについてご説明してきましたがいかがだったでしょうか。

耳慣れない言葉ですが、意外とよく使われている方法であることがお分かりいただけたと思います。

このトークン・エコノミーの考え方は自分の行動の促進に使うこともできます。

例えば月曜から金曜まで仕事を頑張って金曜日には好きなお酒やデザートを食べるなどもトークン・エコノミーの考え方を自然と使っているものです。

自分の心と相談しながら適切な目標を設定すれば、身に着けたい行動をより自然に身に着けることができます。

難しく考えず、目標を達成するための1つの手段としてトークン・エコノミーを使ってみてもいいのではないでしょうか?

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